京都葵祭2016の日程や交通規制と行列が通るコースを紹介

京都葵祭りと言えば、祇園祭・時代祭と並ぶ京都三大祭の一つとして有名で、京都の春の風物詩ですよね。

祭儀に関わる全ての人や社殿の御簾・牛車に至るまで、二葉葵を桂の小枝に飾ることから葵祭りと呼ばれるようになったそうで、上賀茂神社と下鴨神社の祭礼を指すのですが、正式には『賀茂祭』というんだそうです。

京都のお祭りの中でも、最古の歴史がある葵祭。その行列は壮麗で圧巻ですよね。

当日は本当に多くの人が京都を訪れ、たくさんの人でにぎわう事が予想されますが、是非とも一度見ておきたいお祭りだと思います。

葵祭といえば行列が有名ですが、その行列行われる日程とそのコースは事前に把握しておきたいところです。

また、行列が市内で行われるということは、その間、道路は交通規制が入るのではないか?というのも気になりますね。

そこで、今回は京都葵祭2016の日程や行列のコース、そしてそれに伴う交通規制についてまとめました。

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京都葵祭の2016年日程

葵祭

葵祭は、毎年5月15日に開催されており、2016年も変わらずこの日程です。

ちなみに、当日雨が降った場合は雨天順延(晴れるまで1日ずつ日取りを延ばす)となるようですので、日程と併せて当日の天気予報には注意しておく必要がありますね。

また、葵祭には関連行事もあり

・賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)
・流鏑馬神事(やぶさめしんじ)
・斎王代以下女人列御禊神事(さいおうだいいかにょにんれつぎょけいしんじ)
・賀茂競馬(かもくらべうま)
・歩射神事(ぶしゃしんじ)
・御蔭祭(みかげまつり)

などがあります。

これら葵祭の関連行事は、5月1日から5月20日まで行われていますので、もし近くで行くようてあれば、これらの葵祭の関連行事にも興味を持ってみるといいかもしれませんね。

中には、一般公開されていたり、参加できたりする神事・行事・イベントもありますので、葵祭当日以外にも楽しむ事ができるのではないでしょうか?

次章にて、関連行事についてまとめていますのでご参考にしてみてください。

葵祭の関連行事について

葵祭が開催される日程の期間中では、どのような関連行事があるのでしょうか。以下にまとめてみました。

賀茂競馬足汰式(かもくらべうまあしぞろえしき)

場所/日程:上賀茂神社にて 5/1 13:00頃~ 

5日の「賀茂競馬」に先立って、出走する馬足の優劣を定める儀式です。脚の速さや馬の年齢などから、当日の組み合わせを決定します。

流鏑馬神事(やぶさめしんじ)

場所/日程:下鴨神社にて 5/3 13:00頃~ 

神社境内の原生林に100メートル間隔で設けられた3カ所の的を目がけ、疾走する馬の上から矢を放ちます。葵祭の道のりを清める神事で、有料観覧席があります。

斎王代以下女人列御禊神事(さいおうだいいかにょにんれつぎょけいしんじ)

場所/日程:下鴨神社にて 5/4 10:00頃~ 

葵祭で参列する「斎王代」と女人列に参加する女性50名程が身を清める神事で、上賀茂神社と下鴨神社が毎年交代で行い、今年は下鴨神社にて行われます。上賀茂神社は御手洗川、下鴨神社は御手洗池で斎行します。手を浸した後、人形を流します。

賀茂競馬(かもくらべうま)

場所/日程:上賀茂神社にて 5/5 10:00頃~ 

まず乗尻(騎手)たちが「菖蒲根合わせ」といった儀式を行い、約400メートルある芝生の馬場で2頭ずつ疾走させて競います(14時頃)。

歩射神事(ぶしゃしんじ)

場所/日程:下鴨神社にて 5/5 11:00頃~ 

葵祭の沿道を弓矢で清めて無事を祈る神事で、様々な弓矢の神事を奉納します。

御蔭祭(みかげまつり)

場所/日程:下鴨神社にて 5/12 9:30頃~ 

比叡山山麓の八瀬御蔭山から神霊を迎える神事で、各所でさまざまな儀式を行った後、16時頃に東游(あずまあそび)という舞楽が本社にて奉納されます。


行列のコース

葵祭の当日(5月15日)に行列が通るコースは、以下のようになっています。

はじめに、「路頭の儀(ろとうのぎ)」として、京都御所から下鴨神社を経由し、上賀茂神社までの道のりを平安時代の衣装を身にまとった人々が牛車とともに行列し移動します。

京都御所出発(10:30)

丸太町通

河原町通

下鴨神社到着(11:40頃)



続けて、下鴨神社と上賀茂神社では祭文を奏上する「社頭の儀(しゃとうのぎ)」が行われます。

下鴨神社出発(14:20)

下鴨本通

洛北高校前(14:40頃)

北大路通

北大路橋(14:55頃)

賀茂川堤

上賀茂神社到着(15:30頃)



簡単に言うと、『京都御所を出発し、下鴨神社を中継して、上賀茂神社に到着』というコースになっています。

各ポイントでは、有料観覧席なども用意されているようですから、それらを利用してのんびり葵祭を観覧するのも良いかもしれませんね。

順路を分かりやすく示したものがこちらです。
※[A]が出発の京都御所で、[B]が目的地の上賀茂神社です。



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交通規制について

葵祭りの行列が通過する時間帯、周辺道路は交通規制がされます。

2015年の行列コースや交通規制から、2016年の交通規制は以下が予想されます。

午前の部での交通規制予想

・丸太町通(烏丸通~河原町通)…中央線変移

・河原町通(丸太町通~枡形)…中央線変移

・柳南通~柳通~参道~下鴨神社…車両通行止め

午後の部での交通規制予想

・下鴨本通(御蔭~北大路)…中央線変移

・北大路通(下鴨本通~賀茂街道)…中央線変移

・賀茂街道(北大路橋~御薗橋通)…車両通行止め

・京都広河原美山線・京都京北線…車両通行止め

京都葵祭は行列も凄いのですが、見物客も相当数います。

交通規制のかかっていない通りでも混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関を利用した方が良いでしょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか?今回は、京都・葵祭の日程と行列のコースや交通規制についてまとめてみましたが、葵祭を見てみたいと思う方の参考になれば幸いです。

歴史の深い京都の葵祭は、一般的に知られるお祭りとは感じが異なり、非常に優雅で粛々と執り行われます。

見どころはやはり、京都に縁のある御令嬢が務める「斎王代」が率いる斎王代列と本列で成る大行列。

斎王代が着ているのは素晴らしい十二単ですし、行列に参加する500人は皆平安貴族の衣装を身につけています。更に、馬や牛、輿が加わります。

まるで平安時代にタイムスリップしたかのような、そんな気になれるお祭りです。

日本の趣あるお祭りですので、是非一度見てみたいものですよね。

先にも述べましたが、当日雨が降ってしまった場合は雨天順延となりますので、行かれる方は天候に注意してくださいね。

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