予餞会の意味とは?挨拶や出し物のネタでおすすめを紹介

みなさんは「予餞会」という言葉を聞いたことがありますか?それは簡単に言うと「卒業生を送る会」のことです。

では、予餞会ではどういったことをするのでしょうか?また、どういったことをすれば、卒業生となる先輩方が喜んでくれるような予餞会にすることが出来るのでしょうか?

予餞会を実施する立場にある在校生の皆さんは、そういったことに悩んでしまいますよね。

今回は予餞会の意味や、おすすめの内容をまとめてみました。参考にされてみてください。

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予餞会の意味とは?

予餞会

なぜ「予餞会」が「卒業生を送る会」となるのでしょう。それは、漢字の意味にあります。「予め(あらかじめ)餞(はなむけ)をする会」と書いて「予餞会」となるのです。「あらかじめ」は「卒業式の前に」ということなので、予餞会は卒業式とは違う和やかで楽しい雰囲気で行われます。

予餞会は小学校、中学校、高校全てで行われます。ここで大切なのは、教師主体ではなく、児童生徒主体で開催されるということです。そこが教師主体の卒業式と異なるところでもあります。主に動くのは児童会や生徒会ですが、たまに実行委員会が設立されることがあります。まさに「生徒が考える、生徒のための式」と言えるでしょう。だから予餞会当日も挨拶や司会進行など全て生徒主体で進められます。

どんな予餞会にするか考えよう

子どもたちが集まって「さあ、出し物を決めよう」と話し合おうとしても、なかなかアイデアが出ずうまくいかないものです。それは全体像がイメージできていないからなのです。内容を決める前に雰囲気を決めることが大切です。

まず、お世話になった卒業生の姿を思い浮かべましょう。そして、「卒業生がどんなことをしてもらったら喜ぶか」「自分が卒業生ならどんなことをしてもらったら嬉しいか」を考えます。すると、予餞会当日の様子が頭に浮かんでくるはずです。

どんな予餞会にしたいか?それは「盛り上がる楽しい予餞会」と「しんみりとした、感動的な予餞会」の大きく2つに分けられると思います。もちろんシーンごとに組み合わせてもいいと思います。
そして、全体像がイメージできるようになったら、いよいよ具体的に内容を考えましょう。

予餞会の挨拶は?

どんな雰囲気の予餞会にするにしても、挨拶は重要です。在校生から卒業生への挨拶と卒業生から在校生への挨拶の2つを必ず入れましょう。
在校生からの挨拶は会の始めにするといいです。内容としては、今までお世話になったお礼、卒業生との思い出(できるだけ具体的に)、これからの抱負、卒業生への激励、予餞会を楽しんでいってほしいことの5点を盛り込むといいと思います。卒業式の送辞とは違い、あまり堅苦しい言葉は使わない方がいいでしょう。

卒業生からの挨拶は会の終わりにするといいです。予餞会を開いてくれたことへのお礼を言うためです。他の内容は在校生からの手紙と同様に、在校生との思い出やこれからの抱負、在校生への激励などを盛り込むといいでしょう。
あまり長い挨拶をすると予餞会そのものの時間がなくなってしまうので、1、2分ほどに簡潔に分かりやすくまとめることをおすすめします。

盛り上がる予餞会にするには

以下のような内容がおすすめです。

・学校生活を交えた笑える劇

 学校を舞台にしてもいいし、有名な物語のパロディーでもいいでしょう。学校要素を交えた方が思い出を振り返られる上に盛り上がれて、より予餞会らしくなるでしょう。

・バンド演奏

 吹奏楽部で演奏してもいいですし、高校くらいになれば有志で演奏することもできると思います。いずれにせよ、「自分たちのために練習してくれた」というのは嬉しいものです。

・流行りもののネタ

 今流行っている芸人やドラマなどのセリフをアレンジした寸劇の様なものも盛り上がります。予餞会の最初などにやると盛り上がるでしょう。

・ダンス

 高校の予餞会なら、ダンス部によるダンスもいいでしょう。もちろん小中学校でも有志を募ってやると盛り上がります。

・歌

 在校生による歌を披露しても盛り上がります。

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しんみりとした、感動的な予餞会にするには

以下の様な内容がおすすめです。

・3年間の学校生活を振り返るスライドショー

 懐かしい写真を見ると、学校生活の様々な場面を思い出し、しんみりしますね。スライドショー中に流すBGMの選定も重要です。

・お世話になった先生方への手紙

 担任の先生や部活顧問の先生への手紙を3年生が手渡します。先生方は泣いてしまうかもしれませんね。

・お世話になった先生方からのビデオレターや手紙

 今学校にいない、3年生が1、2年生の頃にお世話になった先生方からのビデオレターです。懐かしい先生方からの言葉に感動するでしょう。ビデオレターが苦手な先生からは、手紙を預かり朗読します。

・歌

 「盛り上がる予餞会」でも紹介しましたが、歌は万能です。選曲次第で盛り上がることもしんみりさせることもできます。学年全体、在校生全体などできるだけ多くの生徒を参加させましょう。

最後に

いかがでしたか?少しでも参考になると嬉しいです。予餞会を成功させるためには、「生徒全員が参加する」ということが重要だと思います。

そして予餞会前の準備を計画的に進めることも大切です。生徒会を中心に、学校全体で思い出に残る予餞会を作り上げてくださいね。

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